こんにちは!本ブログ運営者のエムログです。今回はベルギー代表FWのレアンドロ・トロサールについて深堀りをしていきます。トロサールは両足を起用に使い、相手のディフェンスラインを崩すウィンガーで、単独突破とコンビネーションの両方をうまく使い分けます。前線のアクセントとなる選手のため、観ていて非常に面白い存在です。

そんなトロサールについて理解を深めたい方はぜひ最後まで読んでみて下さい。

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どんな選手?

左右両足を完璧に使いこなし、ウイング、トップ下、偽9番と前線のあらゆる役割をハイレベルに完遂できる選手。どこに配置されても音もなく敵陣の隙間に潜り込み、冷徹に仕留める姿はまさに「暗殺者(アサシン)」。特定のポジションに縛られず、戦術のパズルを完成させる「多機能さ」こそが、トロサールの強みです。

基本情報

生年月日1994年12月4日
出身地マースメヘレン
(ベルギー)
身長172cm
体重67kg
ポジションFW
利き足

ベルギー東部の街で育ち、地元クラブから名門ヘンクの下部組織へ。しかし、トップ昇格後はすぐに定着できず、ベルギー国内の2部や1部下位クラブへのレンタル移籍を繰り返す苦労人時代を過ごしました。この「修行」の日々が彼の精神面と万能性を鍛え上げ、2016年に復帰するとヘンクの主力として躍動。キャプテンとしてチームをリーグ優勝に導き、ベルギー国内屈指のアタッカーとしての地位を不動のものにしました。エリート街道を突き進んだ天才ではなく、自らの足で一歩ずつ階段を上り詰めた「叩き上げ」の選手です。

プレー映像

ココが見どころ!

・ゴールへの最適解を見つける

05:43』-裏へ抜け出したトロサール。スピードを活かして縦へ突破すればシュートまでいくことができますが、相手DFが2人いることを確認し、左足で中に供給。ゴールへの最短ルートを見つけたトロサールの選択がゴールに繋がりました。

・両足の使い分け

06:16』-トロサールのスピードを活かしたカウンターのシーン。相手との距離が離れている時は扱いやすい右足で運び、相手が近づいてくるタイミングでは相手から遠い足である左足でボールを運びます。両足を起用に扱えるトロサールならではの技術です。

プレースタイル

攻撃関与能力★★★
守備貢献能力★★
サッカーIQ★★★
身体能力★★

最大の武器は「両足から放たれるシュートの精度」です。カットインからのミドルシュート、狭いエリアでの細かなタッチ、さらにはクロスに対する絶妙な飛び出しと、得点パターンが極めて多彩。身長は高くありませんが、重心の低いドリブルで相手を翻弄し、一瞬の加速で守備網を突破します。また、戦術理解力が非常に高く、アルテタ監督が求める「偽9番」としてのリンクプレーも完璧にこなします。味方を活かすパスセンスと自ら決める決定力、その両方を高い次元で融合させた、現代フットボールにおける理想的なセカンドストライカーです。

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これまでの経歴

KRCヘンク

在籍期間2012-2019
出場試合数120試合
得点39得点
アシスト16アシスト
※レンタル期間

 2012-13 ロンメルSK
 2013-14 KVCウェステルロー
 2014-15 ロンメルSK
 2015-16 OHルーヴェン

下部組織育ちの生え抜きとして、4度のレンタル移籍を経てエースへと成長。2018-19シーズンにはキャプテンとして公式戦22ゴールを挙げ、チームを11年ぶりのリーグ制覇へと導きました。ヘンクの伝説的選手の1人として名を刻み、満を持して「世界最強リーグ」であるプレミアリーグへと旅立つ準備を整えました。

ロンメルSK

在籍期間2013.2014-2015
出場試合数54試合
得点24得点
アシスト1アシスト

ロンメルSK(ベルギー2部)は2度にわたってレンタルで加入した「覚醒の地」です。1度目は18歳で12試合7得点と衝撃を与え、2度目は42試合17得点と得点能力が完全に爆発しました。22歳までにここでハットトリックも2度達成。下部リーグながら「格の違い」を見せつけ、ゴールへの嗅覚と両足の精度を極限まで磨き上げました。

KVCウェステルロー

在籍期間2013-2014
出場試合数21試合
得点5得点
アシスト0アシスト

19歳で加入したKVCウェステルロー(ベルギー2部)では、21試合に出場。数字以上の貢献を見せ、チームの1部昇格という大きな目標達成に大きく寄与しました。フィジカルの強度が上がる環境で、いかにして自分の技術を活かし、チームを勝たせるかを学んだ実戦の場。この昇格経験が、後の「勝負強さ」の土台を形作ったと言っても過言ではありません。

OHルーヴェン

在籍期間2015-2016
出場試合数31試合
得点9得点
アシスト6アシスト

ついにベルギー1部リーグの舞台でレンタルを経験。31試合で9ゴールを挙げ、保有元であるヘンクに対しても「自分を戻すべきだ」と無言の圧力をかける圧巻のパフォーマンスを披露しました。ここで1部でも十分に通用することを証明し、翌年のヘンク復帰、そしてキャプテン就任へと繋がる最後のミッションを完璧に遂行しました。

ブライトン

在籍期間2019-2023
出場試合数121試合
得点25得点
アシスト13アシスト

プレミアリーグ(イングランド1部)初挑戦ながら、その技術は瞬く間に通用することを証明。ポッターやデ・ゼルビといった知将の下で戦術の鍵を握り、リヴァプール戦でのハットトリックなど、ビッグクラブ相手に無類の強さを発揮しました。攻撃の全ポジションをこなす万能性を見せつけ、リーグ屈指の実力派アタッカーへと評価を飛躍させました。

アーセナル

在籍期間2023~
出場試合数124試合
得点28得点
アシスト21アシスト
※2024-2025シーズンまでの成績

タイトル獲得を狙うガナーズ(イングランド1部)へ電撃移籍。途中出場からでも即座に試合の流れを変える「最強のジョーカー」として、数々の決勝弾を記録しました。2025-26シーズンも、前線の全ポジションをハイレベルに埋める「戦術の調整役」として不可欠な存在で、勝負所での冷静なフィニッシュは、エミレーツのファンを魅了しています。

代表歴(A代表)

デビュー年2020年
出場試合数59試合
得点11得点
アシスト5アシスト
※2026年5月時点

「黄金世代」の陰に隠れがちな時期もありましたが、近年は中心選手として君臨。アザールの後継者として期待され、EURO 2024やW杯予選でも勝負強さを披露しました。2列目であればどこでも機能する柔軟性は、監督にとって最大の戦術兵器。代表通算得点も着実に積み上げ、経験豊富なベテランとして若手主導に切り替わるチームを牽引する、精神的支柱の1人となっています。

主な獲得タイトル

クラブ/代表大会名獲得回数獲得年度
KVCウェステルローファーストディビジョンB1回2013-2014
KRCヘンクファーストディビジョンA1回2018-19
スーパーカップ1回2011-12
アーセナルエミレーツカップ3回2023・2024・2025
コミュニティシールド1回2023-24
MLSオールスター1回2023
※2026年5月時点 ※右にスクロールできます

レアンドロ・トロサールの魅力

【レアンドロ・トロサールの魅力①:高次元の両利き】
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トロサールを語る上で欠かせないのが、右足と左足の間に全く差を感じさせない「両利き」の技術です。多くのウイングが片足に依存する中、彼は左右どちらからでも同精度のシュート、クロス、スルーパスを繰り出します。海外の分析メディアは「DFにとって予測不可能な悪夢」と評し、そのシュートのミート力はプレミアでもトップクラス。逆足という概念が存在しないかのようなプレーは、彼に「どのポジションでも起用できる」という唯一無二の付加価値を与えています。

【レアンドロ・トロサールの魅力②:ビッグマッチでの強さ】
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トロサールはスタジアムの熱気が最高潮に達するビッグマッチほど、その真価を発揮します。リヴァプール、シティ、チェルシーといった強豪相手にネットを揺らすその姿は、まさに「大舞台の男」。追い込まれた展開でも焦ることなく、最も効率的なシュートコースを瞬時に選択する冷静さは、海外メディアから「Ice Cold Trossard」と称賛されます。どんなプレッシャー下でもプレーの質が落ちないその強靭なメンタリティは、タイトルを争うチームにとって最高の資産です。

【レアンドロ・トロサールの魅力③:戦術家への忠誠】
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アルテタやデ・ゼルビといった戦術家たちがトロサールを重用するのは、その理解力の高さゆえです。偽9番として中盤に降りてビルドアップを助ける役割、あるいはサイドに張って数的優位を作る動きなど、試合中に刻々と変わるタスクを完璧にこなします。スタッツ上でも「スペースへのランニング数」や「守備時のコース消し」において高い数値を記録。派手なゴールシーンの裏にある、チームを勝たせるための「規律ある献身性」こそが、トロサールが世界最高峰のクラブで重宝される真の理由です。

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勝負強さの原点

レアンドロ・トロサールの魅力をお伝えしました。叩き上げのキャリアで磨かれたインテリジェンスと、両足から放たれる冷徹な一撃。どんな戦術にも適応し、一瞬で「最適解」を導き出すその知性は、まさに修行の賜物です。蓄えた期間が長かったからこそ、はじけたときの爆発力は人一倍強く、ゴールシーンでのパッション溢れるセレブレーションは印象に残ります。是非レアンドロ・トロサールの魅力を踏まえてプレミアリーグを楽しんでください!

選手公式SNS

選手のプチ情報

ゴール後に両手で目元を囲む「ゴーグル」のポーズ。これは彼の息子であるチアゴ君との約束から生まれたものです。「パパがゴールを決めたら、僕がよくやるこのポーズをしてね」という息子の願いを叶え続けているもので、父親としての優しい素顔が、ファンの間で愛される理由となっています。

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