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【ストランド・ラーセン】のプレースタイルは?ニッチな見どころも紹介!

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こんにちは!本ブログ運営者のエムログです。

今回はノルウェー代表FWのヨルゲン・ストランド・ラーセンについて深堀をしていきます。ストランド・ラーセンはノルウェーの怪物と呼ばれるアーリング・ハーランドと同胞の選手で、そのプレースタイルもハーランドと同じく力強く強烈です。2024年まではハーランドの陰に潜んでいましたが、ウルヴズに加入後、チームのストライカーとして開花し、プレミアの地に名をとどろかせています。

攻撃関与能力★★★
守備貢献能力★★★
サッカーIQ★★
身体能力★★★

そんなヨルゲン・ストランド・ラーセンについて理解を深めたい方はぜひ最後まで読んでみて下さい。

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どんな選手?

基本情報

生年月日2000年2月6日
出身地ハルデン
(ノルウェー)
身長193cm
体重79kg
ポジションFW
利き足
市場価値45億円

プレースタイル

ポストプレーを得意としつつ、確かな足元の技術を有するストライカー。攻撃時には攻撃の起点となるポストプレーで攻撃を円滑化し、最終的にゴール前に顔を出し、ネットを揺らします。特筆すべきは空中戦で、ポストプレー、ゴール前、セカンドボールなど、あらゆる場面で空中戦の強さが光ります。また、守備における貢献も期待でき、前線からのプレスは積極的に行います。全体的にバランスのとれたストライカーです。

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プレー映像

これまでの経歴

2025年現在までのヨルゲン・ストランド・ラーセンの経歴を簡単に振り返りましょう。

サルプスボルグ08

在籍期間2015-2020
出場試合数56試合
得点6得点
アシスト6アシスト

2015年にサルプスブルグの下部組織に入団したストランド=ラーセン。2017年にトップチームに昇格します。同年5月にヴォレレンガ戦でプロデビューを果たし、8月にACミランの下部組織(U-19)へおよそ1年間のレンタル移籍をします。下部組織では20試合3ゴールの活躍を見せました。

2018年6月30日にレンタル期間を終え、サルプスボルグへと復帰したストランド=ラーセン。2019年にはリールストロム戦でプロ初ゴールを記録しました。

FCフローニンゲン

在籍期間2020-2022
出場試合数71試合
得点27得点
アシスト8アシスト

母国ノルウェーを旅立ち、次に向かったのはオランダの名門FCフローニンゲン(オランダ1部)。移籍初年度から32試合に出場し、9ゴール5アシストをマークします。次シーズンもその勢いは止まらず、35試合17ゴール2アシストを記録。

2022-2023シーズン開幕後、4試合に出場した時点でラ・リーガのセルタ(スペイン1部)に引き抜かれます。

セルタ

在籍期間2022-2024
出場試合数74試合
得点18得点
アシスト9アシスト

移籍金は1100万ユーロで、契約も6年契約と、期待感のある移籍を実現させます。しかし、期待とは裏腹に移籍初年度は35試合で5ゴール6アシストと、ストライカーとしてはやや物足りない結果に。次シーズンは39試合13ゴール3アシストを記録しましたが、クラブはストランド=ラーセンのレンタル移籍を決断します。

ウルヴズ

在籍期間2024
出場試合数35試合
得点13得点
アシスト3アシスト
※2024-2025シーズン35節終了時点

2024年7月にウルヴズ(イングランド1部)買取オプション付きレンタル移籍が発表されます。ウルヴズは2022-2023シーズン終了時にストライカーとして圧倒的な地位を築いていたラウール・ヒメネスをフラム(イングランド1部)に売却していたことから、その後釜としてストランド=ラーセンをチームに加えました。

移籍後すぐにスタメンに定着すると、力強い体格とエネルギーはプレミアリーグにすぐにフィット。チームからも信頼されるストライカーへと変貌を遂げました。

代表歴(A代表)

デビュー年2022年
出場試合数19試合
得点3得点
アシスト4アシスト
※2025年5月時点

ノルウェー代表のU-16、U-17、U-19、U-21の経験を経て2020年11月に初のA代表に召集されます。デビューはUEFAネーションズリーグのオーストリア戦でした。得点こそありませんでしたが、次につながるプレーを披露しました。

A代表召集後はハーランド、セルロートに続く3番手のストライカーとして位置づけされていますが、コンスタントにA代表に召集されており、セルロートの年齢を加味し、世代交代もささやかれています。

主な獲得タイトル

特になし

ヨルゲン・ストランド・ラーセンの魅力

【ストランド・ラーセンの魅力①:力強いポストプレーと切り替え】
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大型ストライカーらしいポストプレーはお手の物。後方からのくさびのパスやロングボールに反応し、少ないタッチで味方へと繋ぎます。無理に反転することは少なく、攻撃の芽を潰さない強みもあります。とはいえ、相手のマークがタイトではない場合は反転してからサイドに大きく展開するなど、状況に応じたプレーも可能です。また、トランディション(切り替え)にも非常に優れており、ボールロスト後の反応は見事です。前線からのプレスもしっかり行うタイプなので、攻撃だけでなく守備でも計算の出来る選手です。

【ストランド・ラーセンの魅力②:丁寧な足先の技術】
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大型のストライカーとしてはかなり繊細な足元の技術を有しています。スピードとテクニックで前進するタイプの選手ではなく、足先の技術と冷静さで攻撃に参加するタイプです。そのため、個人のみで打開を試みることは少なく、味方の動きに合わせたポストプレーと飛び出しに定評のある選手です。中でも、最後の仕上げは冷静で、相手GKの動きと重心を見極めてゴールに流し込みます。体格もガッチリしているため、ボールを扱う際の懐が深く、相手DFの寄せも気になりません。

一方で、ハーランドを彷彿とさせるダイナミックなシュートも得意としており、オーバーヘッドやダイビングヘッドなど、大型ストライカーらしいゴールもこれまでにあげてきています。土壇場でのゴールや一発に大いに期待の出来る選手です。

ノルウェーの怪物との共演は

ヨルゲン・ストランド・ラーセンの魅力をお伝えしました。

自国のA代表では出場回数が少なく、圧倒的主砲ハーランドと比較すると、その差は歴然です。しかし、プレミアリーグでの活躍ぶりを見ると、A代表でも十分に通用する実力を持っており、自国を背負う覚悟もあるように見えます。ハーランドやセルロートとプレースタイルが似通っていることも召集されにくい要因かと思いますが、セルロートが30歳近いことを考えれば、ストランド=ラーセンにも出番は回ってくるはずです。そして、他チームではこのような強烈な2トップを擁立できないことを考えれば、欧州フットボールに一石を投じること間違いなしです。

是非ヨルゲン・ストランド・ラーセンの魅力を踏まえてプレミアリーグを楽しんでください!

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選手のプチ情報

「TPSportマネジメント」はノルウェーに本拠地があるいわゆる「サッカーエージェント会社」です。主にノルウェー国籍の選手を顧客に抱えており、およそ35名の移籍などをサポート・推進しています。そんなTPSportマネジメントの「顔」がヨルゲン・ストランド・ラーセンです。ホームページを検索すると、ストランド=ラーセンがセルタに移籍した際の写真がトップ写真に用いられており、「顔」であることが分かります。TPSportマネジメントは2016年創業と、比較的新しい会社のため、今後の成長面を考えても、ストランド=ラーセンの動向はカギを握るかもしれません。

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