こんにちは!本ブログ運営者のエムログです。
今回はアルゼンチン代表FWのアレハンドロ・ガルナチョについて深堀をしていきます。ガルナチョはアトレティコ・マドリードの下部組織時代に注目を集め、若くしてイングランドの名門マンチェスターユナイテッドに入団しました。それ以降、ユナイテッドのサイドを活性化させ、世界で注目されるフットボーラーになりました。
攻撃関与能力 | ★★★ |
守備貢献能力 | ★★ |
サッカーIQ | ★★ |
身体能力 | ★★★★ |
そんなアレハンドロ・ガルナチョについて理解を深めたい方はぜひ最後まで読んでみて下さい。
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どんな選手?

基本情報
生年月日 | 2004年7月1日 |
出身地 | マドリード (スペイン) |
身長 | 180cm |
体重 | 73kg |
ポジション | FW |
利き足 | 右 |
市場価値 | 74億円 |
プレースタイル
両ウィングのポジションに適性を持つ選手。すばしっこいドリブルが特徴的な選手で、対人での仕掛けを得意としています。縦突破とカットインを使い分けることができるため、状況に応じたプレー選択ができ、攻撃を完結させるにはもってこいの選手と言えます。しかし、ゴールに貪欲な部分があり、味方の上りをうまく使えなかったり、無理に仕掛けに行って奪われるなど、若さゆえの粗っぽさがあります。その反面、その弱点を補うかのように攻撃から守備への切り替えを素早く行い、自身のボールロストは責任を持って処理する場面が多々あります。
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プレー映像
これまでの経歴
2025年現在までのアレハンドロ・ガルナチョの経歴を簡単に振り返りましょう。
アトレティコ・マドリード下部組織
在籍期間 | 2015-2020 |
出場試合数 | ?試合 |
得点 | ?得点 |
アシスト | ?アシスト |
幼少期はスペインのヘタフェCFで経験を積んだガルナチョ。同国の名門アトレティコ・マドリードに11歳で移籍をします。その後、下部組織内で才能を開花させ、マンチェスターユナイテッドへの移籍が決まります。
マンチェスターユナイテッド下部組織
在籍期間 | 2020-2022 |
出場試合数 | 58試合 |
得点 | 27得点 |
アシスト | 7アシスト |
2020年10月にマンチェスターユナイテッドの下部組織に加入したガルナチョ。数多くのメディアがガルナチョの才能と実力を報じました。その期待に応えるようにみるみる頭角を現し、2020-2021シーズンは18試合7得点2アシストを記録。すぐさまトップチームでの活躍が期待される選手になりました。2021年7月にはマンチェスターユナイテッドとのプロ契約を締結。2021-2022シーズンでは17歳の若さでU-23のチームに合流。12試合4得点1アシストを記録しました。そして2022年4月にプロデビューを果たします。
マンチェスターユナイテッド
在籍期間 | 2022~ |
出場試合数 | 144試合 |
得点 | 26得点 |
アシスト | 19アシスト |
2022年4月のチェルシー戦でデビューを飾ったガルナチョは、ゴール・アシストはなかったものの、上々の滑り出しをし、サポーターからの信頼を集めました。デビューからはコンスタントに試合に出場し、若くして不動のスタメンに名を連ねるようになりました。また、ガルナチョの持つドリブルのキレとスピードは、ユナイテッドのカウンターフットボールを活性化させ、得点力を加速させました。
2023-2024シーズンの第13節のエヴァ―トン戦では、先制のオーバーヘッド弾を叩き込むなど、サポーターの心を掴むプレーも披露しています。このゴールは2011年のマンチェスター・ダービーでのウェイン・ルーニーを彷彿とさせました。
このゴールは2024年にFIFAプスカシュ賞を受賞しました。
代表歴(A代表)

デビュー年(アンダーカテゴリー) | 2023年 |
出場試合数 | 8試合 |
得点 | 0得点 |
アシスト | 1アシスト |
ガルナチョはスペイン・マドリード出身ですが、母親がアルゼンチン人のためアルゼンチン代表の資格を持っています。U-18ではスペイン代表として3試合のキャリアを積んでいますが、それ以降はアルゼンチン代表としてのキャリアを歩んでいます。
主な獲得タイトル
クラブ/代表 | 大会名 | 獲得回数 | 獲得年度 |
---|---|---|---|
マンチェスターユナイテッド | FAカップ | 1回 | 2023-2024 |
カラバオカップ | 1回 | 2022-2023 | |
アルゼンチン代表 | コパ・アメリカ | 1回 | 2024 |
U-18マンチェスターユナイテッド | FAユースカップ | 1回 | 2021-2022 |
アレハンドロ・ガルナチョの魅力
【アレハンドロ・ガルナチョの魅力①:強い意志を感じるドリブル】
Embed from Getty Imagesガルナチョのドリブルはとてもエネルギッシュです。大胆にボールを動かしながら足先は繊細で、相手の体勢や重心によってタッチする方向を変えています。そのうえで、常にスピードを維持しているため、一度相手DFを置き去りにすることができればゴールまで一直線です。ブライトンのFW三苫や、マンチェスターシティのFWドクのような緩急で相手を抜くタイプではないため、カウンター志向の強いチームにフィットします。また、自身の望むプレーに対してとても貪欲で、果敢にチャレンジしていきます。例えば、シュートで終わりたい場合、相手DFの枚数や配置問わずドリブルを仕掛け、シュートに持っていきます。たとえそれが利き足でなくてもです。そのくらいガルナチョのドリブルには「強い意志」を感じます。もちろん、チャレンジする過程においては、無理のある仕掛けも多々あります。しかし、自分の失敗は自分で取り戻します。攻守の切り替えを素早く行い、一目散に相手に食らいつきます。プレスバックも怠らない選手のため、ガルナチョのチャレンジは後押ししたくなります。
【アレハンドロ・ガルナチョの魅力②:果敢な裏抜け】
Embed from Getty Imagesガルナチョが裏に抜け出すタイミングは一級品です。ゴール意欲の高いガルナチョにとって、相手DFの背後はまず狙いに行くスペースになります。中盤の選手にチャンスメイクを得意とする選手がいれば、ガルナチョの抜け出しには合わせやすいはずです。それほど、隙あれば裏抜けを狙いにいきます。スピードもあるため、ちょっとした抜け出しでGKと一対一になる場面も多々あります。決定力は課題ではありますが、チャンスシーンに持ち込むことだけを考えれば頼れる男です。

フィニッシュ精度の向上へ
アレハンドロ・ガルナチョの魅力をお伝えしました。
ガルナチョの課題は常々「フィニッシュワーク」と言われます。カットインしてからのシュートにはイマイチ精度が伴っておらず、GKとの一対一の場面では落ち着きがありません。他チームのウィングストライカーと比較しても同等のチャンスをもらっておきながら、決めきる場面というのは低い傾向にあります。しかし、見方を変えれば、苦しいユナイテッドの状況下におけるガルナチョのチャンスクリエイト数は評価に値します。現状、前線の動きが少ないユナイテッドにとって、ガルナチョのオフザボールは欠かせない要素の一つになっています。ガルナチョの動く場所、タイミング、速さは最適であることを踏まえれば、あとはフィニッシュ精度に磨きをかけるのみです。
是非アレハンドロ・ガルナチョの魅力を踏まえてプレミアリーグを楽しんでください!
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選手のプチ情報

ガルナチョはポルトガルのFWクリスティアーノ・ロナウドに強いあこがれを抱いていることで有名です。ゴールを決めた際に行うゴールパフォーマンスはロナウドをまねたものが多く、彼にとってわずかながらロナウドと共闘できたことはかけがえのない時間だったことでしょう。また、ロナウド退団後にはガルナチョの着用していたアンダーウェアが「CR7ブランド」だったことも目撃されており、その強烈な敬愛ぶりが話題になりました。

